抹茶抹茶に含まれているカテキンには、実にさまざまな生理活性があることが分かっています。血圧上昇抑制作用、血中コレステロール調節作用、血糖値調節作用、抗酸化作用、老化抑制作用、抗突然変異、抗癌、抗菌、抗う蝕、抗アレルギー作用などなど。

カテキンの効果をわかりやすく説明するために、「菌に勝つ」→「勝て菌」という説明をしたことから、「カテキンは勝て菌から名付けられた」という誤解があるくらいです。

メタボ対策に

飲用したカテキンが、肝臓や筋肉中の脂肪消費酵素の活性を増強させ、脂肪をエネルギーとして消費しやすくし、胆汁酸の排出を促進することで、 体脂肪を燃焼すると言われています。

風邪対策に

抹茶には、皮膚細胞や粘膜細胞を健康な状態に保つ働きをしてくれるビタミンAと同じ働きをするカロテンが、豊富に含まれています。ビタミンAが不足すると、肌がかさついて潤いがなくなり、粘膜も弱まるため、風邪をひきやすくなります。

きれいな肌でいたい

ビタミンCは肌の白さを保つ効果があり、シミやソバカスの原因のメラニン色素の皮膚への沈着を防いでくれます。タバコをお吸いになる方は特に、ニコチンによって体内のビタミンCが破壊されて肌荒れの原因となります。そこで、ビタミンCがたっぷりな抹茶を飲んで、手軽にビタミンC補給することをお勧めします。

二日酔いの方、お召し上がれ

二日酔いの方、抹茶とあんみつをお召し上がれ。

お茶のカフェインが持つ覚醒作用によって、大脳皮質が「酔い」の状態を醒ましてくれます。「二日酔い」は、体内に入ったアルコールが完全に分解されず、アセトアルデヒドという有害物質となって残ってしまうことで起こりますが、血液中に十分な量のビタミンCなどがあると、アセトアルデヒドの分解能力が高まります。お茶には覚醒効果のあるカフェインが多く、ビタミンCもたっぷりなので、その二つの相乗効果で二日酔いを一層防止してくれます。そして、お茶にピッタリな甘い「あんこ」の原材料の小豆には、お茶と同様にカリウムやサポニンを多く含んでいます。カリウムは利尿効果を促し、余分な水分や有害物質を体外に排出してくれる働きがあります。サポニンは肝機能を向上させる効果もあります。

二日酔いでつらい日に、温かいお抹茶とあんこのお菓子をいただくのも意外や意外、おどろきの効果がまっているかもしれません。

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